仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト

仮設じゃない復興住宅プロジェクトは一旦中止となりました。 詳しくはブログに記載しております。 ご協力いただいた皆様誠にありがとうございました。 今後とも、よろしくお願いいたします。

プロジェクトの立上げについて

今回の未曾有の震災では、4月に入って最初の緊急支援がようやく終盤に向かい、支援は次の段階に移りつつあります。私たちは、一般社団 天然住宅とこの状況に対して何をすべきなのか議論しました。そして、無所得で暮らさざるを得なくなった方たちでも、しっかりした住居を確保した上で生活の復興をしていくべきだと考え、以下の支援ならばできるという結論になりました。

復興の際には、家の材料になる木材や建設のための人材は被災地の中で賄い、地域の雇用や産業につながる仕組みでなければなりませんし、居住環境も可能な限り快適なものにすべきです。しかし、今進められている復興計画や仮設住宅は、残念ながらそうではありません。それならば、私たちのできることを実行し、あるべき理想像を作ってみよう!その想いから、『仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト』を立ち上げました。

プロジェクトの目的

このプロジェクトの目的は3つあります。

これらを実現するためには、被災地以外の市民が継続的な支援を行うことが重要です。私たちは、非営利金融であるNPOバンクの仕組みを活用し、寄付だけではない「社会的出資」を広く呼びかけ、その資金をもとに被災地の住宅問題を長期間にわたって支援することで、問題を民間で解決したいと考えています。

仮設じゃない「復興住宅」って

仮設じゃない「復興住宅」とは、このような住宅です。

このPJでは、2種類の住宅を作っていきたいと考えています。

今年の5月から10月まで(冬到来前)に100戸の建設をすることを目標にしています。宮城県気仙沼市を第1候補として、地域の皆さんと話し合いを始めたところです。最初は一つの地域から始めますが、この試みが成功することによって他の被災地でも同様の取り組みが広がっていくことを目指しています。
町ごと被災してしまって、今後数年間はもとの町に戻ることが難しい方たちに活用していただくコレクティブハウス型の住宅です。仮設住宅にばらばらに入るのではなく、コミュニティごと入ることのできる居住のしくみであり、「下宿」「長屋」のような集合住宅のイメージです。現在は、宮城県栗原市を中心に話を進めています。

支援事業スキーム(ビジネスモデルのイメージ)

支援する個人・団体
被災地の住宅を復興することが目的の、一口5万円以上の出資者、および寄付者。出資金は「非営利の出資」という扱いになり、配当はない。被災地への継続した支援を行うために、基本的に5年間は払い戻しを行えない。
天然住宅バンク
被災地と地域産業の復興を目的にした出資金を募り、被災地で居住支援をテーマにしたNPOなどに、仮設じゃない「復興住宅」建設の費用を低利融資(2%単利)する。
一般社団 天然住宅
日本の木材を使って健康で長持ちする家を非営利で作ってきた経験とネットワークを生かし、設計を中心とした技術支援とアドバイスを行う。
まちづくり NPO(仮称)
地域の被災者の皆さんが中心になった、コミュニティを基盤にした「まちづくりNPO」を想定。
天然住宅バンクから融資を受けて、地域の林業者・工務店・大工等と『仮設じゃない「復興住宅」』の建設を行い、それを所有し、被災者に賃貸または販売する。
林業者、工務店、大工など
被災地域や近隣の林業者や工務店、大工などを積極的に活用することで、雇用の創出や地域の産業の復興を行う。
入居者(被災者)
震災で住居や財産を失ってしまった個人。無一文でも入居可能で、家賃はできるだけ安くする。戸建ての場合は、建築費を支払った段階でNPOから入居者に所有を移転することを想定している。

東北地方の再生ために、お金の流れを変える

お金の流れを作り変えることで、東北地域の再生を支援します

戦後、日本の各地はさまざまな公共投資のもとで、豊かさを求めてきました。しかし、結果として地方の多くは財政難と人材流出にあえいでいます。これはいったいなぜでしょうか。私たちはこう考えます。道路や新幹線などの流通や、金融システムが発展した結果、それらは中央から富を流れ込ませるのではなく、地域から富を流出させる道となってしまったのではないかと。生活地域が活発かどうかは、シンプルに「資金がどれだけその地域で回転したか」によって測ることができます。つまり、仕事や資金を都市部や海外に流出させるのでなく、地域内で使うことが日本の各地の活性化につながります。
このプロジェクトで実現したい、もう一つのテーマは「お金の流れを作り変えることで、東北地域の再生を支援する」ことです。今回の被災地の復興のために行われている仮設住宅事業は、仕方がない部分もあるとはいえ、中央のハウスメーカーやゼネコンに仕事を発注した結果、被災地域外の雇用が中心となっています。そして、建材もプレハブや外材を用いることで、都市部や海外へ資金が流れてしまっています。さらに、仮設住宅は2年ほどでの使い捨て仕様ですから、被災地の将来の資産にもなりません。私たちは、それではいけないと思っています。東北の建材を使って、将来も活用できる復興住宅を東北の皆さんの力で建て、雇用を作りだし、お金を被災地域で流通させることが大切です。

新しいお金のあり方の提案

プロジェクトを成功させるためには、被災地以外の私たちが、自分の持っているお金の一部が東北地方で活用されるように、意識的に運用する必要があります。「寄付」もその一つですが、私たちは天然住宅バンクへの「社会的な出資」をそれに充てたいと思います。出資は、寄付と違って基本的には将来戻ってくるお金の使い方です。銀行や郵便局に預けるだけでない「もう一つのお金のあり方」として、天然住宅バンクに出資して下さることで、「志ある新しいお金の流れ」を作ることができます。

この取組みのためには、4億5千万円の皆さまの出資金が必要です。仮設ではない「復興住宅」を被災地の方々に届けるため、ぜひ天然住宅バンクへの出資をご検討ください!

出資のお願い

天然住宅バンクの『仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト』への出資方法については、以下をご確認ください。

出資の方法

仮設じゃない「復興住宅」プロジェクトに出資いただくには、まず天然住宅バンクに出資いただき、そこから当プロジェクトに使途を設定するという流れになります。(既に天然住宅バンクに出資されている方は、別途お問い合わせください)

① 天然住宅バンクに出資する
天然住宅バンク定款(PDF)をお読みください。天然住宅バンク 出資申込書(PDF)にご記入下さい。
? 天然住宅バンク定款(PDF)
? 天然住宅バンク出資申込書(PDF)
② 仮設じゃない「復興住宅」に使い道を設定する
「仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト融資質権設定等依頼書」の記入見本をご覧の上、「仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト融資質権設定等依頼書」にご記入ください。(口数は、天然住宅バンクへの出資口数内で、かつ5万口以上としてください)
? 仮設じゃない復興住宅プロジェクト 融資質権設定等依頼書(PDF)
③ 「天然住宅バンク 出資申込書」と「仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト融資質権設定等依頼書」を天然住宅バンクに送付する

ご記入いただいた申込書と依頼書を、以下までFAX もしくはご郵送ください。

送付先 天然住宅バンク FAX :03-3725-5652 郵送  :〒152-0031 東京都目黒区中根1-10-18

④ 下記いずれかの口座にご入金ください

振込先:西武信用金庫
支店名:中目黒支店
預金種目:普通
口座番号:2039060
口座名義:天然住宅バンク (テンネンジュウタクバンク)

振込先:ゆうちょ銀行
口座名称(漢字):天然住宅バンク
口座名称(カナ):テンネンジュウタクバンク
店名:目黒柿ノ木坂
口座番号:00110-2-651692

※他行等からの振込の場合
店番:〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
預金種目:当座
口座番号:0651692

⑤ 以上で申込み手続きは終了です
後日、天然住宅バンク組合員証と出資確認証をお送りいたしますので、しばらくお待ちください。
(お届けまでに2週間~1ヶ月程度かかります。)

ご不明の点がありましたら、メールにてお問い合わせください。

天然住宅バンク
info@tennenbank.org